世界ラン展 2014
 
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先月、東京ドームで開かれた「世界ラン展」に足を運んだ。この展覧会は今年で24回目を迎へ、世界20か国・3000種、10万株のランが出品され、世界有数のイベントを彩った。

私が勤めていた会社のF社長(当時)がランの愛好家で、この会の設立と発展に深く係わっていた。そんな関係で私は設立当初から、この会場に訪れていた。しかし、定年を迎え実家に引っ込んでから疎遠になり、今回は十数年ぶりの訪問である。午前10時の開園にあわせ、少し早めに家を出た。開園前なのに入り口は長蛇の列。年配の女性客が約8割。正月公演の歌舞伎座も周り中女性であったことを思い出した。どこに行ってもシルバーウーマンの圧倒的なパーワーにひるんでしまう。

会場へは野球場の観客席の長い階段を降りる。シーズン中はグラウンドとなるフィールドが会場となっている。この広いスペースがすでに見学者で混雑状態であった。オーキッド・ロードの入口には、オンシジュームやエピデンドラムなどのカラフルでボリュームのある花がにこやかに出迎えてくれる。見事な演出だ。

今年のテーマは「都会の真中の楽園2014」とある。会場は一面、ランで埋め尽くされていた。豪華なカトレアの美しいひだや花芯の面白さに惹かれ、リカステはその姿にアートチックな美しさを漂わせていた。ファレノシプス(胡蝶ラン)やデンドロビュームのプロの栽培技術に感心し、パフィオペディラムの面白い花姿を楽しんだ。

一方あでやかな洋蘭とは、一味違った美しさが漂う東洋ランは日本人の感情や感性にうったえる独特な雰囲気を醸しだしていた。春ラン、寒ラン、えびねランなどシンプルな中にも、気品を感じさせる花の数々に魅了された。

外は木枯らし吹きすきすさぶ厳冬。ドームの中は芳香漂う別世界。久しぶりに訪れた会場で、マクロレンズを通して、美しい花の造形に迫った。(2014/03/20)
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